企業向けベトナム語留学

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近年、生産拠点ならびに市場として、ベトナムが注目されています。

しかし、企業がベトナムへの進出を躊躇する理由として、進出手続などの問題に加えて、人材不足という問題があります。

  • 社内統制上の問題を解決するための留学 

中国とは異なり、ベトナムでは会話能力が無いケースの筆談ということができません。また、ベトナム語ができる日本人を配置しなければ、ベトナム人側からの情報がベトナム人通訳によりスクリーニングされてしまい、そこに不正発生の余地も生まれてきてしまいます。

社内統制の面から、ベトナム語がわかる日本人は必須の人材です。

  • たとえば、次のような例が考えられます。(実際にあったケースかどうかはコメントしません。)
        • 日本人幹部がベトナム語ができないため、人事評価が通訳により左右される。現地社員の中で通訳に付け届けするものまで現れる。
        • ベトナム人の現場担当が、報告内容の調整を通訳に依頼する。
        • 日本人幹部の指示の意図が、正確に伝えられない。

英語を社内言語として事業を運営すれば、これらの問題はある程度は改善されるものですが、それでもベトナム人社員がひそひそ話をした内容がわからないというのは、統制上たいへん困るものです。

また、ベトナム人の日本留学経験者などは常に他社からの引き抜きのリスクにさらされています。ある日突然通訳がやめてしまったら、通訳依存の業務はとまってしまいます。

  • ベトナム企業との交渉を円滑に進めるための留学
ベトナム企業はカウンターパートから最大有利な条件を引き出そうとします。とりわけ、改革開放路線が定着した2003年ころからは、この傾向が強くなりました。
一般に、ベトナム人は外国人はベトナム語を理解しないものであると思い込んでいます。これは、日本人が日本語は難しいから外人にはわからないだろうと勝手に思い込んでいるのとまったく同じことです。
ですから、交渉の場でも、ベトナム側は機密に近い話をベトナム語でしていることが珍しくありません。カウンターパートの提案に対する感想を、ベトナム人同士が相手の面前で言い合っているというのはよくあることです。
このようなとき、日本人がベトナム語がわかれば、交渉を非常に有利に運ぶことができます。のみならず、日本側がベトナム語を理解するとわかったとたん、それまで条件を吹っかけていたベトナム側の対応が180度変わり、以降は相互に理解しあうことができるようになったということも多いのです。
  • 通常、18~24ヶ月学習すれば、ある程度のベトナム語会話ができるようになります。中国語経験者であれば、もっと早く学習できるでしょう。